敏感肌の定義とは?
「敏感肌」とは、明確な定義はないものの、肌の感受性が高まってさまざまな刺激に敏感になっている状態です。顔だけとは限らず、首や頭皮、手足、背中など全身に及ぶ事があります。
症状も個人差があります。例えば・・・
・肌が乾燥して痒みやひりつきを感じる
・湿疹やかぶれ、赤みを起こす
・ニキビ、吹き出物が出やすくなる
・体調の変化やストレス、季節の変わり目に肌荒れを起こしやすい。
敏感な肌の原因は、「潤いバリア機能の低下」です。
肌は上から表皮、真皮、皮下組織の三層構造になっています。中でも表皮の最も外側には、わずか0.02mm程の角層があり、角層ではNMF(天然保湿因子)を含んだ角層細胞と、細胞間脂質が綺麗に整列する事で水分をキープしています。
この構造は紫外線や細菌、埃など外界の刺激から肌を守る「潤いバリア機能」の役割も果たしていますが湿度の低下や加齢、ストレスや睡眠不足、肌を傷めるスキンケアなどの影響でNMFや細胞間脂質が減少すると、角層から水分が失われて肌が乾燥状態になります。
また、角層細胞と細胞間脂質で作られていた構造に隙間が生じて潤いバリア機能が低下してしまいます。潤いバリア機能が低下した場合、多くの人が刺激とは感じない洗顔や化粧品、紫外線、空気中の埃、花粉などに対して敏感に反応します。
例えば、寒くて乾燥した冬を過ごしてきた肌は、水分が失われて潤いバリア機能が低下気味になっています。そのような肌に、春と共に増加する花粉や大気汚染物質、紫外線などの刺激が加わることにより、肌の調子が安定しなくなる事もあります。
低下した潤いバリア機能を整える事で、赤みやかゆみ、肌荒れなどの症状を和らげる事が出来ます。毎日のスキンケアでは刺激の強い化粧品はNG! 低刺激タイプの基礎化粧品を選んで優しく馴染ませ、角質に潤いを届けましょう。
内側からのケアも重要です。
食事面は肌の材料となるタンパク質や代謝のサポートに使われるビタミン、ミネラルを積極的に摂りつつ、バランスの良い栄養を心がけたいですね。
SiMPLE++のスキンケアはターンオーバーを正常に整えること、
規則正しい生活を心がけ、十分な睡眠と適度な運動を心がけましょう。
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